2017年6月7日水曜日

ビデオ雲台 マンフロットMVH502AH

さて今日は野鳥撮影ではほぼマストなビデオ雲台のレビューです。
ビデオ雲台はレンズを動かす時にトルクが掛かり重い機材を滑らかに動かせるのが特徴で飛翔する野鳥を導入しやすく野鳥カメラマンの間では人気の雲台です。


今日レビューする雲台はマンフロットのMVH502AHでフラットベースな三脚に合わせる雲台で重量は1.69kg、耐荷重7kg、カウンターバランス4kg主にデジスコや300mmF2.8クラスの望遠システムに最適なスペックとなっています。


さてビデオ雲台の最大の特徴であるトルク調整ですが、まずベースの丸い赤いリングでパン方向へのトルク調整ができます。プラス方向へ回すと抵抗が増しマイナス方向へ回すと抵抗が低くなり動作が柔らかくなります。


側面に付いているダイヤルがティルト方向へのトルク調整ができます。どちらかと言うとこちらがメインの調整になります。ダイヤルをフリー(一番マイナス側)にした状態で機材から手を離した時に前側にいきなりカックンしないだけのトルクが発生して入ればまぁ合格でしょう。


ではさっそくE-M1 mk2でティルト方向へのトルクがどの程度効くのか見てみます。
ダイヤルをマイナス方向へ最後まで回して一番抵抗の低い状態でグッと倒し込むとこんな感じになります。機材が軽いので若干のトルク感を感じます。


そこから手をパッと離すとジワリとここまで戻ってきます。機材の重さよりもトルクの方が若干優っている感じでE-M1+ED300mmF4にベストマッチです。また、レンズを止めた位置でピタッと止めたい時はプラス方向へダイヤルを回しトルクを掛けるか、プレートの位置を前側にずらし重心を移動させる事で調整する事が出来ますのでお好みで良いでしょう。


実はこのビデオ雲台、キャノンの500mmF4を購入した時に買ったのですが見事にレンズの重さに耐えきれず急遽ザハトラーのFSB6を買い直し、いきなり押入れ入りした悲劇の雲台だったのですがここに来てやっとで日の目を見る事ができました。いやぁ取っといてよかった!

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